腱鞘炎などの障害

Tendovaginitis

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腱鞘炎などの障害について

「腱鞘炎など」と表記している理由は、その症状を訴える人の多くは正確には「腱鞘炎」ではなく、その他の部位の炎症や障害のケースが多いからです。

原因は間違いなく「フォーム&動作の悪さ」そして「練習方法や練習内容の悪さ」です。

症状は痛み・違和感・動きづらさ

まずは「痛み」を訴える人が多いです。場所は「指、手の甲・手のひら・親指の付け根・手首」等、個人差が大きい。あわせて「強い疲労感」や「腕・肩・首のコリ」や「腰痛」などを併発するケースも多いです。

「違和感」を訴える方も多いです。明確な「痛み」は無いのだが、やはり「指、手の甲・手のひら・親指の付け根・手首」等に違和感~腫れた感じ・こわばり・痺れる感じ(個人差多い)など。

「動きづらさ」もあります。指を動かそうとした時に「初動が重い」「動作が引っ掛かる」など。

これら3種類(痛み・違和感・動きづらさ)から、「1つだけある」「2つある」「3つ全てある」まで、これも個人差があります。

一時的疲労か、根深いかを探る必要がある

演奏動作は、体にとって「スポーツ」です。なのでトレーニングすれば「筋肉痛や一時的な炎症」が起こり得ます。

なので、今の自分の状態が、「トレーニングによる一時的なものか?」「根深くなっているか?」を見極める必要があります。

トレーニングなので、一時的に高負荷をかけることは、効果を高めるのに有効な場合が多いですが、疲労回復していない状態で日常的に高負荷をかけ続ければ、関係部位が傷んでしまうのは、当然です。

なので、「休む」「ストレッチやマッサージでリカバーする」などの対策をきちんと行っているかは、重要です。

トレーニングの習慣で、「1分トレーニングしたら10秒休む」方法は効果的です。「50分やって10分休む」のは意外に難しい。「10分やって1分休む」のも難しい。しかし、「1分トレーニングしたら10秒休む」のは、習慣化すれば意外と身に付きますよ。

これらは巨匠ペペロメロ師匠直伝のノウハウでもあります。その効果は、80才を過ぎて現在もすごい数のコンサート(ツアー)・レコーディングをこなして、演奏フィジカルに何の問題も起きないことが実証しています。

正確には「腱鞘炎」ではない人が圧倒的に多い

自分は「腱鞘炎」ではないか?と、ぺぺタス・ギター教室へお越しになる方の多くは、実際に腱鞘炎である確率は低いようです。

では、何なのか?となりますが、筋肉痛や付着部炎などと思われます。

そして殆どは、フォーム&動作&押弦(加重)方法を改善(正しい方法の新規取得)で問題解消しました。

フォーム・動作も重要ですが、痛みを訴える多くの方は「加重方法」がとても悪いケースが目につきます。「加重」とは押弦=押さえつける力の掛け方です。

握力を使っての加重は、多くある加重方法の中でも、最も悪い方法であるとともにこの加重方法をとる方の殆どは、「必要な力量の数倍以上」程の加重をしています。

もちろん、専門医の診断を受けることをお勧めします。しかし、症状の発生原因が明確なわけですから、その原因を取り除くことで根本解決となる場合がほとんどです。

体にとって演奏行為はスポーツ

ギター演奏は、体にとってはスポーツですから、合理的なフォーム・動作・加重を行う必要があります。というより、これによってきわめて有利に演奏行為を行えますから、上達に必須の項目、と言えます。

ですから、症状の根本解決後も教室に通い続ける生徒さんが圧倒的多数です。理由は簡単~メキメキ上手くなり続けるからです。

指が痛くて、30分連続で弾けなかった方が、数年経った今ではバッハをバリバリ弾いている、なんてぺぺタスでは普通の例です。

入学理由は「リハビリ」でしたが、数か月で根本解決し、それ以降は【ただひたすら上達のため】のレッスンになることが多いです。

フォーム・動作・加重の改善に取り組む

壊れる原因は「悪い弾き方を長期間続けた」ことに起因するのが「ほとんど」です。

「うまく弾けない」状態は、基本的に「その運動動作を体が難しいと感じている」わけで、それを「練習」という名の繰り返しで「手、指」に強要するのだから、壊れもするでしょう。

「駄目なものを繰り返すのは、下手くそになるための練習である」ことを認識してください。

教わった方法に真摯に取り組み、2カ月やっても効果がなければ、教師が悪い」と判断して、間違いありません。

真面目な方ほど「教師を疑いません」ね。

しかし、「自分の体の悲鳴」に敏感な人なら「肩、首のコリや腰痛、筋肉痛が度々」程度で済むかもしれませんが、「体からの信号に鈍感な人」は重症になるケースも多いです。十分気を付けて下さい。

対処法のまとめ

まずは以下に紹介するビデオでの学習や、体験入学をご検討ください。

腱鞘炎などの障害に対するレッスンは、フォーム改善により原因となった【悪い動作】を回避します。

これは「上達のためのレッスン」と同じとも言えます。正しいフォームで動作することが、高い演奏効果を生むことは当然で、より良い演奏には不可欠ですよね。

強いて言えばリハビリ・コースのレッスンは、上達のためのレッスンと同じだが、よりフォームと動作の学習に特化していると言えます。

その第一歩は「正しい知識を得る・知る」ことです。

当校では、個人レッスン時間の100%を生徒様個々の個別事例対応に充てるため、個人差なく知るべき「総論」や「理論体系」は、ビデオ教材との併用を推奨しています。

「ペペタス・ウエブショップ」で販売している以下のレッスンビデオが、知識の体系的な整備に役立ちます。

リハビリコースの体験入学は有料です

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